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カレーせんべいに完敗した話

おすすめのもの

最近、完全にやられたものがある。「半熟カレーせん」だ。

少し前置きすると、ぼくは大のカレー好き。

子どものころからずっと好物で、大人になってからは欧風、インド、ネパール、キーマ、スープカレーと、目についたら片っ端から食べてきた。

どれもそれぞれの良さがある。

でも、一番落ち着くのは欧風カレー。
具がゴロゴロしているより、煮込まれて溶けかけた、とろみのあるルーが好みで、白米は少し固めに炊いたのをルーに絡める。ひと粒ひと粒が立っている感じがよい。

カレーについては多少語れそうだ。


そんなぼくが、半熟カレーせんと出会った。

きっかけは親だった。

「これ美味しいわよ」と何気ない感じで1袋もらって、家に帰って夜にひと口つまんだ。

次に気がついたときには、袋の中身がほとんど消えていた。1袋20枚くらい入っていたと思う。

「・・・とても美味しいぞ」

袋を開けると、食べ始める前から、スパイスの香りがしっかり立ち上がる。

そして、最高なのが食感。
「半熟」という名のとおり、しっとりしているのにサクッとした噛み応えが残っていて、口の中で不思議な二重奏となる。

煮込まれた欧風カレーと、硬めのライスが合わさることが好きなぼくにとって、
この「しっとり寄りだけど芯がある」というバランスがとてもよかった。


あとで調べてみると、すでにかなり有名な商品だった。

テレビでも何度か紹介されていたらしい。

そういえばぼくは、流行が来てしばらく経ってからハマることが多い。

サウナもそうだった。

みんながとっくに楽しんでいる中、ぼくはようやく気づいて「これはいいな」と一人で感心している。

・・・今回のカレーせんべいも同じパターンだな、とおもった。

さっそく公式サイトで5袋注文した。5袋以上で送料が安くなるようだ。

ちなみに、ほかの通販サイトでは定価より高く売られていることもあるようで、
公式サイトにも転売への注意書きがあった。

気になる人は公式から買うのが安心だと思う。

👉 煎餅屋仙七 半熟カレーせん(公式)


ここで少しだけ、医学的な話も加えておきたい。

日本人は塩分が多い傾向があると言われていて、ぼくの外来でも、高血圧や心不全、腎機能が気になる方には「少し塩分を控えてみましょう」と話すことが多い。

減塩のコツとして個人的に伝えやすいと感じているのは、酢やレモンの酸味、しょうが・にんにく・シソなどの香り、スパイスを使うこと。塩を減らしても、物足りなさが出にくくなる。

汁物や麺類、パンにも意外と塩分が入っているので、1日のなかでメリハリをつけるといいですよ、なんて話もする。

・・・そんな話をしている当の本人が、カレーせんべい1袋を一気に食べてしまった。

「なんでも食べ過ぎは注意。」わかってはいるけど、今日は忘れてしまった。

外来で「先生も気をつけてくださいね」と逆に注意されそうである。

(※具体的な食事制限は個人差が大きいので、気になる方は主治医に相談してください。これはあくまで、一人のカレー好き医師の反省文です)


いま、残りの袋を見ながら、
早く次を開けたい気持ちと、
もう少し我慢した方がいい気持ち、の間で揺れている。

早く寝ないと負けそう。

美味しいものに出会えた日は、それだけでちょっと嬉しい。

そういう素直な気持ちを、このブログの「おすすめのもの」カテゴリには残していきたい。

記念すべき1本目がカレーせんべいって、ちょっと変な気もするけど、自分らしいかな。

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